あくなき探求心が求めし「インドカレー屋のBGM」
皆さん普段どれくらい音楽を聴いてますか?
自分は大体月に少なくともアルバム20枚ぐらいは聴いています。
聴くときはもっと聴くんですが、作曲活動をしているとおのずと常に新しい音楽との出会いを求めてしまうんですよね。
そんな自分が新しい音楽の探求に利用しているのがYouTubeとTSUTAYAのCDレンタルです。
自分が利用してるTSUTAYAではCD10枚で千円ってキャンペーンをずっとやっていて、月に何回かフラッと立ち寄って気になるCDをごっそり借りて行くのが習慣になってます。
んで、先日気になりすぎて我慢できずに借りたCDがこちら
- アーティスト: オムニバス,アシャ・ボスル,ラタ・マンゲシュカル,アシャ・ボスル&コーラス,ラタ・マンゲシュカル&ピニッシュ・シャー,ダメインティ・バルディ,スマン・カリャンプール,バニ・ジャイラム&コーラス,ディワリベン・ビル&コーラス,ベルジバイ・ガジャル&コーラス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 6回
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完全にネタ的なアレで、結構シリーズが出てる謎のオムニバスです。
内容は「妙に音質の悪い何処かで聴いたことがあるような気もしないでもないインドの似たような曲が延々と続く」といった感じなのですが、ちゃんと集中していないと曲が変わった事に気付かないくらいどの曲も似ている。無論厳密にはちゃんと音楽的に違いはあるのだが…
全曲きちんと聞くには作曲家としてリスニング力を鍛えるためのトレーニングじみた努力と根気が必要とされる。
例えるなら脚本も演出も俳優の演技も見事にクソなZ級映画を見ているような気分だ。
あの虚無感。
このCDの意図としては「インドの曲を楽しむ」というより「インド風の空間を演出する」為に作られた側面が強いのだろうな。タイトル通りカレー屋で流すには良いだろうけど
それにしたって何でこんなに音質悪いんだ?
何で揃いも揃って似たような声で似たような歌い方なんだ?
ホントにどの曲も似てるからきちんと聴かないと特徴が把握できないし、一曲残らず音質悪いし、まるで終わらない悪夢を見ているような恐怖すら感じるよ。
夜中に独りで聴くと言い知れぬ恐怖に襲われる真夏の夜にピッタリの一枚!
…嘘です。すみませんでした。