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KAZUのかく語りき

趣味の音楽、映画や日頃思った事を雑多に語ります

ダークなファンタジー香る「魔法少女まどかマギカ サウンドトラック」

自分は♂ですが子供の頃から女の子が変身して戦うTVアニメや、所謂魔法少女物が好きでよく見てました。
セーラームーン、おじゃ魔女ドレミ、魔方陣グルグル、赤ずきんチャチャ辺りが特に好きだったと思います。
あ、あとウテナね。

そして大人になってから出会ったのが「魔法少女まどかマギカ

今回紹介するのはそのサントラ

大体子供向けの魔法少女物アニメで使われる音楽ってメルヘンな雰囲気だったりキラキラした物が多いんじゃないかと思うんですが、そう考えるとまどマギは異質ですよね。

暗く陰湿な空気を放ってるし、音楽的にエスニックな要素も入ってたりして、音楽単体で考えるとなかなかヤバい雰囲気。
黒魔術の儀式に使われそうな音楽ばかり。

ほのぼのした日常パートで使われる曲とシリアスパートで使われる曲のギャップが強烈。
儚いメロディーと退廃的な空気感、妖しくも幻想的な曲群に、かなりはまった。

ゲームの真女神転生シリーズ等も重圧でダークなサウンドが楽しめるが、こちらはやや硬派な印象。
まどマギは前者に比べてサウンドが女性的というか、やはり「魔女」を連想させるような雰囲気が特徴的。

そして登場する少女達の心の葛藤を表現したかの様な、儚なさのある曲が印象的でした。

アーティストの志方あきこさんの曲に雰囲気が似てるかもしれません。
エスニック風なファンタジー要素と暗くシリアスな空気感が共通してるかと思います。

ウテナしかり、私は少女が主役で退廃的な雰囲気を放つ作品に強く引かれる傾向があるようです。

同じ様な感性の方なら作品を未視聴でも音楽作品単体として、楽しめるかもしれません。