異端のアニメ劇中歌 J・A・シーザー 【わたし革命ファルサリア<<起源譜>> <<変身譜>>】
アニメ 少女革命ウテナで使われたJ・A・シーザー氏の楽曲群を収録したアルバム
【わたし革命ファルサリア<<起源譜>> <<変身譜>>】
<<起源譜>>」はJ・A・シーザーと天利英跡が編曲を手がけたアルバムで、もう1枚の「わたし革命ファルサリア<<変身譜>>」は光宗信吉が全曲のアレンジを担当。
…との事。
ただ、個人的には起源譜の方がより曲の毒々しさというか、抽象的な表現だけど音質やアレンジ等よりヤバイ雰囲気は出ていると思う。
やや粗い感じがより一層アングラ感を際立たせているといった感じ。
内容は基本変拍子多めのハードロック、プログレッシブロック風のオケに童謡のような何処か陰鬱な雰囲気のメロディーを奇天烈な歌詞で合唱で歌うという凄くアレな内容です。
間違いなく他のアーティスト作品では味わえない唯一無二感があります。
圧倒的に怪しく、アングラな雰囲気を全力で放出した作品です。
ロックファン、アングラオタク、サブカルクソ女な方なら聴く価値はあるでしょう。
聴いているときの「やべー、俺今超ヤバイ曲聴いてるwwwこんなん聴いてる俺マジ危ないわー!普通じゃないわー!www」感が半端ない。
Dir en gray の「GAUZE」と合わせて心の病んでいる方、中二病の方にお勧めの一枚。
…両作品とも馬鹿にしてません。どちらもアートとして大好きな作品です。
毛色は違うけど「八十八ヶ所巡礼」の曲に似た雰囲気はあるかも。
まぁやっぱりアングラって事ですね。
特に曲のタイトルと歌詞の感じがたまらないですね。
「バーチャルスター発生学」「暁の子ルシフェル天使」「天地創造すなわち光」
「体内時計都市オルロイ」…etc
このワードだけでご飯三杯行けますね。御馳走さまです。