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KAZUのかく語りき

趣味の音楽、映画や日頃思った事を雑多に語ります

ゲーム音楽の勧め その➄ 【BRA★BRA FIINAL FANTASY】

 

BRA★BRA FINAL FANTASY / Brass de Bravo

BRA★BRA FINAL FANTASY / Brass de Bravo

 

 

ファイナルファンタジーシリーズの名曲たちをブラスバンドアレンジしたアルバム。
 
一曲目からしてファイナルファンタジーファン、ならびにブラスバンド出身の私は歓喜
歴代の人気のある曲を集めた戦闘曲メドレーである。最高
 
アレンジも秀逸で緩急やダイナミクスメリハリのある展開となっている。
フィールドやダンジョン、飛空挺の曲もメドレーで収録!Ⅶは謎の優遇により個別に戦闘曲メドレーが用意されている。
 
全体的に音がクリアで聴きやすいのだが、裏を返すと安っぽくも聴こえるのがやや難点。
打ち込みなのかな?
 
それでも曲もアレンジも良いし、個人的には大変楽しめた。
 
シリーズファンの方ならきっと楽しめるアルバムでしょう。

ゲーム音楽の勧め その④ 【ヴァルキリープロファイル】

 

ヴァルキリープロファイル オリジナルサウンドトラック-完全復刻盤-

ヴァルキリープロファイル オリジナルサウンドトラック-完全復刻盤-

 
神話をモチーフにしたシリアスなシナリオと美しいヴィジュアルが特徴的なRPGヴァルキリー・プロファイル」今回はこちらのサントラをご紹介させて頂く。
 
全体的に幻想的で重々しい曲が多いが、ダンジョンや戦闘時の曲は爽快感がありメリハリがあって良いと思う。
 
バリバリのシンセ音と管楽器、ストリングス系の音色が程よくミックスされており曲に広がりや深みを与えている。
 
戦闘時の曲「未確認神闘シンドローム」は勇ましい金管のメロディーと、ハイテンションなリズムがマッチした正に戦闘曲といった感じで、聴くと大変テンションが上がる。
ダンジョンの曲「魔降臨連鎖概説」はハープシコードやパイプオルガンの音色を使い、耽美でダークなメロディーと疾走感溢れるリズムで、緊張感と高揚感の両方を味わえる。
 
幻想的な曲、格好良い系の曲が好きなら間違いなくお勧め出来るアルバムだ。

ゲーム音楽の勧め その③ 【ワイルドアームズ】

 

ワイルドアームズ Complete Tracks

ワイルドアームズ Complete Tracks

 
荒野と口笛の王道RPGワイルドアームズ
大戦により荒野と砂漠が広がり、一度大半の文明が失われた事でロストテクノロジーの兵器等が登場する独特の世界観が特徴的な作品だ。
 
ワイルドアームズシリーズの曲は基本的になるけみちこさんが担当しており、なるけさんの作る曲のメロディーは美しさがありながら可愛らしさと何処かコミカルな感じも備えていて、私はそれを勝手に「なるけ節」と呼んでいる(笑)
 
基本はファンタジーテイストのオーケストラやアコギの曲が多いのだがシリアスでエレクトロ系の曲やコミカルな曲も取り揃えており、なかなかバラエティーに富んだアルバムになっている。
 
メインテーマの「荒野の果てへ」はこの作品を象徴する口笛とアコースティックギター、ドラマティックな展開とストリングスの美しいメロディーと何処か哀愁の漂う雰囲気が特徴的。
 
個人的なお気に入りは「battle M boss」というボス戦の曲。
重々しく重圧な雰囲気と緊張感のある金管のメロディーが魅力。
この曲を聴きながら強ボスとの戦闘に手に汗握りながらプレイしていたのは良い思い出。
 
是非皆様も「なるけ節」を御賞味あれ。

辛いのは自分だけじゃない!劇場アニメ「Colorful」が持つメッセージ

 

 

浮気、イジメ、援助交際、etc…
重いテーマを扱っている。だけど観終わったときに希望を持てる作品。
作中で主人公が想いを寄せ、中年男性と援助交際をしている少女の言葉が胸に刺さった。
 
贅沢して長生きしたいって思うの だけど毎日死にたくなる
 
お金の為に援助交際をして欲しいものは手に入ったが、その一方で自分を大切にしなかった事でどんどん心がすり減ってしまっていたのであろう。
少女は「私変かな?」と主人公に問う。それに対して主人公は
 
それは普通だよ 普通過ぎるくらい
 
と返す。
主人公も沢山心に傷を負っており、少女の気持ちがよく分かったのだろう。
 
現代社会の住人ならば、大小あれど必ず何かしら心に傷を負っているであろう。
誰でも間違える事はあるし、悩む事もある。傷つける事も傷つけられる事もある。
そして、自分の心の内を打ち明けることが出来ない人が沢山いるのだ。
 
だけど、それは自分だけじゃないという事、周りが自分を支えてくれている事、そして自分が誰かの支えになっている事
 
この作品は大切な事を沢山教えてくれました。ありがとうございます。

ゲーム音楽の勧め その➁ 【ゼノギアス】

私が小学生の頃、夢中になって遊んでいたゲームの中でも特に忘れられない作品がある。
それがPSの「ゼノギアス」だ。

 

ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック

ゼノギアス オリジナル・サウンドトラック

 

 


ゲーム好きの方なら多くの方が知っている作品だと思うが、当時リアルタイムで発売日に購入しプレイしたときの衝撃は相当なものだった。
シナリオに関しては子供には難しく理解しきれなかったが、それでもキャラクターやギアと呼ばれる戦闘ロボットのヴィジュアル、作品全体に漂う重々しい空気、そして壮大な音楽が当時の私の胸を鷲掴みにした
特にギアの戦闘時に流れる鋼の巨人」と「紅蓮の騎士」はオーケストラ系のサウンドで迫力と重々しさのある曲調が緊張感と興奮を与えてくれた。
イベント等で流れる曲も美しいメロディーの物が多くとても印象に残っている。
中でも特に人気の曲は「飛翔」という曲だろう。疾走感と爽やかで美しいメロディーが特徴的で、イベントの雰囲気を大いに盛り上げてくれた。
しっとり系の曲なら飛翔のメロを使った「夜空一杯の星を集めて」シリアス系ならハープシコードのサウンドが特徴的な「悔恨と安らぎの檻にて」がお勧めだ。
ゲーム自体が膨大なイベントや複雑なシナリオを有している為に音楽もかなりバラエティーに富んだ内容となっている。未プレイの方でも十分楽しめる内容だと思うので、是非聴いて頂きたいアルバムだ。

ゲーム音楽の勧め その➀ 【エリーのアトリエ】

皆様、ゲームはお好きでしょうか?
私は嫌いではないけれど、若いときに比べれば遊ぶ時間はかなり減ってしまいました。
ただ、ゲーム音楽に関しては別。昔から好きではあったけれど年々その思いは強くなるばかり。
昔遊んだ懐かしのタイトルから、最新の遊んだ事もないタイトルまでゲームの音楽を聴き漁っております。
元々がクラシックや吹奏楽曲から音楽にはまり出したのが理由だとは思うんですが、普通のJ-POPや洋楽に比べて遥かに耳に合ってる感じがするんです。
普段ゲームを全くやらない方や、今はあまりやらなくなってしまった方にもゲーム音楽の魅力を知ってもらいたくてこの記事を書き始めました。
ゲーム音楽には素晴らしい作品が本当に沢山あります。
この機会に是非興味を持って頂ければ幸いです。
さて、今回ご紹介させて頂くのはこちらの作品です。

 

エリーのアトリエ アンノウン・オリジン

エリーのアトリエ アンノウン・オリジン

 

 


アトリエシリーズの作品で、初期のエリーのアトリエのサントラをリミックス、リアレンジしたアルバムです。
音色の作り込みが素晴らしく、ミックスも絶妙。何処か哀愁のあるメロディーにノスタルジックな感情を呼び起こされる。
一曲一曲がとても優しく、丁寧に作られたのが伝わってくるアルバムです。
くどいですが本当に音が良いです。作り手の方の作品への愛がぎっしりつまってると思います。
特に好きなのが「1000人分の首斬ります」という曲。
浮遊感のあるストリングスとピアノのサウンド、フィルターで押さえられノイズ混じりになってから一気にきらびやかなサウンドになり、そこから激しくカオティックに変貌して行く…
何を言ってるのか分からないかもしれないが、短い一曲の中に沢山の表情がぎっしりと詰め込まれた密度の濃い曲なんです。
アルバム全体のクオリティーがとても高いので是非頭から通して全曲聴いて頂きたい。
やや古い作品なので、今の作品に比べれば派手さは無いが時間のあるときにでもじっくりと聴いて頂きたい一品です。

インスト オリジナル曲 MV 【春うらら】


【春うらら】 Instrumental オリジナル曲 MV

エスニック調のインストオリジナル曲。久々に投稿しました。
曲はかの有名なクロノクロスのメインテーマ曲「CHRONO CROSS」に感銘を受けて作ってみました。
個人的な趣味で和の要素をプラスした感じです。
映像は今年の春に撮影した野鳥の映像を使用。
なかなか生き生きと映ってると思う。
今後もこんな感じでインストやボカロ曲を投稿してこうと思います!